研究課題/領域番号 |
24340058
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
岡田 憲志 京都産業大学, 名誉教授 (90093385)
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研究分担者 |
岩下 芳久 京都大学, 化学研究所, 准教授 (00144387)
千葉 雅美 首都大学東京, 理工学研究科, 客員研究員 (60128577)
外山 政文 京都産業大学, コンピュータ理工学部, 教授 (60180189)
神谷 好郎 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (90434323)
青垣 総一郎 京都産業大学, コンピュータ理工学部, 講師 (00582363)
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連携研究者 |
小林 正明 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 名誉教授 (40013388)
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研究協力者 |
竹内 富士雄 京都産業大学, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | ππ原子・πK原子 / ππ散乱長・πK散乱長 / ラムシフト / カイラル摂動計算 / 低エネルギー領域のQCD検証 / ππ原子・πK原子の寿命測定 / 準安定P状態 / CERN-PS加速器 / ππ原子 / ππ原子寿命測定 / ππ散乱長 / QCD / ππ原子準安定P状態 / πK原子 / ππ原子寿命 / 準安定 P状態 / 二中間子原子寿命 / DIRAC実験 / シュタルク効果 |
研究成果の概要 |
π+π-原子のラムシフトとπK原子の寿命を同時に測定できるようにDIRAC spectrometerの改造を完成させた。検出器群の高計数率化、K粒子弁別、トラッキングとデータ収集系の強化を行った。同時にこれをCERN-PSからSPSに移設する案も作成した。 この装置でπ+π-原子中の長寿命原子を分離同定する方法を開発し、436±61個の準安定P状態原子を初めて観測した。これで基底状態の寿命とは異なる散乱長の組合せを与えるラムシフト測定が可能となった。またπK原子を349±62個初めて観測した。これは低エネルギー領域のQCDの検証をudからudsクォークを含む枠組みに拡大できる。
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