研究課題/領域番号 |
24340132
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
村上 隆 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00253295)
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研究分担者 |
宇都宮 聡 九州大学, 大学院理学系研究院, 准教授 (40452792)
鈴木 庸平 東京大学, 大学院理学系研究科, 准教授 (00359168)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | 大気進化 / 風化 / 低酸素 / 微量元素 / 古土壌 |
研究成果の概要 |
風化帯にはその時代の大気の記録が残るということを利用して、新太古代から古原生代の古土壌(風化を受けた古い時代の土壌)中での酸化還元に敏感な元素を含む微量元素の挙動を調べた。古土壌での保持・流出のパターンにより、これらの元素は2つに分けられ、かつ、流出と保持のタイミングの年代は元素ごとに異なっていることがわかった。この結果は、大陸の酸化的風化が古原生代を通じて徐々に進行したことを示し、大気酸素濃度が急上昇したのではなく、古原生代を通じて徐々に酸素濃度が上昇したという説と整合的である。海洋の化学組成の年代変化もこれに準じていたと考えられる。
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