研究課題/領域番号 |
24360216
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
清水 芳久 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20226260)
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研究分担者 |
日下部 武敏 京都大学, 工学研究科, 特定研究員 (40462585)
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連携研究者 |
松田 知成 京都大学, 工学研究科, 准教授 (50273488)
早川 和秀 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, 総合解析部門, 専門研究員 (80291178)
岡本 高弘 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, 環境監視部門, 専門員 (70508473)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2012年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | 琵琶湖 / 天然有機物 / 溶存有機物 / 安定同位体標識 / 環境動態 / 生態影響評価 / 湖沼環境 |
研究成果の概要 |
本研究は、琵琶湖流域における有機物の環境動態を分子レベルで明らかにするとともに、その生態影響を評価することで、流域圏における天然有機物の機能、役割の解明を目指すものである。底質溶出試験による年間有機物溶出量は約510 tCと推定され、琵琶湖底層における貧酸素化の進行が底質から溶出する有機物の湖内への有機物負荷を増大させる可能性がある。安定同位体標識およびオミクス解析手法により、藻類由来の難分解性有機物のマーカー候補(C5H4N4O等)を推定した。藻類光合成阻害試験による琵琶湖NOMの生態影響評価を行った結果、10倍以上の濃縮操作で光合成阻害活性が有意に検出されることが明らかになった。
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