研究課題/領域番号 |
24370096
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然人類学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (60314176)
|
研究分担者 |
松村 秀一 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (30273535)
|
連携研究者 |
郷 康広 大学共同利用機関法人自然科学研究機構, (新分野創成センター), 准教授 (50377123)
松井 淳 東京大学, 農学生命科学研究科, 研究員 (70455476)
|
研究協力者 |
平井 啓久 京都大学, 霊長類研究所, 教授
筒井 圭 京都大学, 霊長類研究所, 研究員
鈴木 南美 (橋戸 南美) 京都大学, 霊長類研究所, 研究員
早川 卓志 京都大学, 霊長類研究所, 大学院生
西栄 美子 京都大学, 霊長類研究所, 大学院生
北島 龍之介 京都大学, 霊長類研究所, 大学院生
伊藤 聡美 京都大学, 霊長類研究所, 大学院生
西山 瑠衣 京都大学, 霊長類研究所, 大学院生
糸井川 壮大 京都大学, 霊長類研究所, 大学院生
権田 彩 岐阜大学, 応用生物科学部, 大学院生
赤尾 大樹 岐阜大学, 応用生物科学部, 大学院生
榊原 朱乃 岐阜大学, 応用生物科学部, 大学院生
樽澤 優芽子 岐阜大学, 応用生物科学部, 大学院生
植村 佳菜 岐阜大学, 応用生物科学部, 大学院生
河本 悠吾 岐阜大学, 応用生物科学部, 大学院生
Suryobroto Bambang Bogor Agricultural University, Laurentia Henrieta Permita Sari Purba
Widayati Kanthi Bogor Agricultural University, Laurentia Henrieta Permita Sari Purba
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
|
キーワード | 味覚 / 嗅覚 / 進化 / 霊長類 / 受容体 / 発現 / 酵素 / 盲腸 / シグナル伝達 / 生化学 |
研究成果の概要 |
霊長類の味覚・嗅覚等の化学感覚について分子・細胞レベルでの研究を実施した。ニホンザルで地域特異的に生じた苦味受容体TAS2R38の開始コドン変異を進化遺伝学的に解析した結果、TAS2R38は紀伊半島特異的に非感受性変異体が急速に増加したことがわかった。また、種特異的な反応を示す苦味受容体の機能的意義を検討した結果、ニホンザル等のマカク類ではTAS2R16の変異により樹皮等に含まれる苦味に対して耐性が高いことを発見し、このような種間差は他の受容体でも見られることが示唆された。さらに遺伝子発現量と部位の種間比較を行った結果、マーモセット類で盲腸に発現する味覚受容体が特異的に多いことがわかった。
|