研究課題/領域番号 |
24380103
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
古谷 研 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (30143548)
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研究分担者 |
大竹 二雄 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (20160525)
加戸 隆介 北里大学, 海洋生命科学部, 教授 (40161137)
奥村 誠一 北里大学, 海洋生命科学部, 教授 (60224169)
安達 貴浩 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (50325502)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2012年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 環境収容力 / 東日本大震災 / 三陸内湾域 / 無給餌養殖 / マナマコ |
研究成果の概要 |
2011年3月の東日本大震災とそれに伴う津波により完全に壊滅した三陸内湾域の無給餌養殖を再構築するために、内湾環境およびそこでの生物生産を評価し、さらに持続的な複合養殖を確立するためのナマコ導入の可能性を検討した。 震災の影響は基礎生産力に最も顕著に認められ、湾内の基礎生産は震災前と比べて増加したが、これは河川からの栄養塩の供給の増加を反映したものであった。一方、底質の有機物含量には震災の前後で大きな変化は無く、地震による地形変化もカキ・ホタテの養殖生産量にほとんど影響しなかった。マナマコは貝類養殖施設下部で高い成長速度を示し、この海域の複合養殖水族として有望であることが判った。
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