研究課題/領域番号 |
24405010
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
伊藤 文紀 香川大学, 農学部, 教授 (50260683)
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研究分担者 |
三浦 徹 北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 准教授 (00332594)
江口 克之 首都大学東京, 大学院理工学研究科, 准教授 (30523419)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | アリ / 社会構造 / 地理変異 / カスト特殊化 / 繁殖雌形態 |
研究成果の概要 |
東南アジア産マガリアリ属15種の社会構造を、フタイロマガリアリ種群(メナドとフタイロ)を中心に調査した。13種は脱翅女王だけが受精産卵し、働きアリの受精嚢は欠如するか、著しく縮小していた。メナドでは、働きアリと脱翅女王が受精産卵し、女王繁殖コロニーは単女王、働きアリ繁殖コロニーは多女王であった。フタイロでは、働きアリ、脱翅女王、大型無翅女王のいずれか1個体が受精産卵する単女王制であった。個体群によってその頻度が異なり、大型無翅女王は東ジャワでのみみられ、受精働きアリが繁殖するコロニーもあった。他の調査地では、脱翅女王か受精働きアリが繁殖していた。有翅女王の体サイズに地理変異があった。
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