研究課題
基盤研究(C)
S100A14は我々のマウス乳癌を用いた研究により、がんの転移を促進する分子として同定された。本研究はS100A14がヒト乳癌の診断や治療に応用できるかどうかの検証と、S100A14の分子機能を解明することを目的としている。その結果、S100A14が高発現する乳癌は患者の予後を悪くすることが明かとなった。また、ヒト乳癌細胞株を用いた実験では、S100A14は細胞骨格系蛋白と結合して、細胞の運動や浸潤を促進することが示された。本研究により、S100A14による乳癌患者の予後を予測する診断法やS100A14を標的とした分子治療の開発への道が開かれた。
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