研究課題/領域番号 |
24510134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
佐甲 博之 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究主幹 (40282298)
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連携研究者 |
丸田 朋史 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 助教 (90451509)
三浦 昭彦 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 J-PARCセンター, 研究員 (90421742)
コンスタンティノワ オルガ 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 博士研究員 (00734568)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | シンチレーションファイバー / ビームロス / J-PARC / 陽子 / ビーム損失 / リニアック |
研究成果の概要 |
J-PARCリニアックの直線部ではビーム損失による機器の放射化が問題となっており、そのためにビーム損失量を定量的に評価することが求められた。ビーム損失の主機構は、H-ビームイオンが残留ガス中と反応して発生するH0である。本研究では、H0ビームがビームパイプを貫通して発生する陽子の個数を計数することによりビーム損失率の計測を目指した。このため、シンチレーションファイバー検出器を増設により荷電粒子飛跡の水平・垂直座標の検出を可能とし、また遠隔位置制御装置を開発した。飛行時間測定により陽子による飛跡を再構成し、さらに陽子生成率の絶対値の測定と角度分布の測定、エネルギーの測定に成功した。
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