研究課題
基盤研究(C)
畜産業従事者の収益性を向上させる方法の一つは、子牛の繁殖効率の向上である。子牛の繁殖は人工授精により行われているが、発情期における授精タイミングの的確な検知が困難であるため約70%にとどまっている。繁殖牛の発情周期をMEMS高精度血流量センサによって検知し、取得情報を携帯端末でモニタリングすることで人工授精適期を的確にとらえる発情検知システムの研究を行った。その結果、(1)これまでの端面出射型半導体レーザを面発光レーザチップに置き換え、反射ミラーやレンズを省くとともに、(2)レーザの連続発振をパルス発振駆動に変更し、消費電力を一桁低減し、また接触圧センサを付けて再現性のよい血流測定を実現。
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IEEE, JOURNAL OF MICROELECTROMECHANICAL SYSTEMS
巻: 23 ページ: 1396-1407
http://nano-micro.mech.kyushu-u.ac.jp/