研究課題/領域番号 |
24510265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 海上保安大学校(国際海洋政策研究センター) |
研究代表者 |
松浦 義則 海上保安大学校(国際海洋政策研究センター), その他部局等, 教授 (80285436)
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研究分担者 |
岩永 佐織 海上保安大学校, 海上安全学講座, 教授 (00559239)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 津波 / 船舶退避 / マルチエージェントシミュレーション / 減災 / システム工学 / エージェント / 海上安全 / 避難 / シミュレーション |
研究成果の概要 |
東日本大震災における仙台塩竈港での船舶AISデータを利用し、船舶が津波から退避するシミュレーションを実行した。AISの搭載船舶は目視の数倍の精度で周囲の船舶の状態を監視し、事故を減少させる。一般に船舶は津波が予想される場合、港外に退避するか退避不可能な場合は岸壁に強く固縛する。シミュレーションでは船舶による被害を軽減するために、危険物の搭載船舶は津波の到達時間に関係なく、必ず港内から退避させる条件とした。その結果、危険物の搭載船舶は地震発生から30分以内に港外の安全な場所に向けて出港すべきであることを確認した。また、迅速な出港準備のために上陸した乗組員の行動指針が重要であることが分かった。
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