研究課題/領域番号 |
24510333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
小島 弘昭 東京農業大学, 農学部, 教授 (80332849)
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研究分担者 |
荒谷 邦雄 九州大学, 比較社会文化研究科, 教授 (10263138)
吉富 博之 (吉冨 博之) 愛媛大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (10542665)
野村 周平 独立行政法人国立科学博物館, その他の部局等, その他 (80228361)
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研究協力者 |
渡辺 泰明 東京農業大学, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 昆虫資源 / 分類学 / 生物多様性 / 保全生物学 / 系統生物地理 / 分子系統解析 / 昆虫 / 島嶼生物学 |
研究成果の概要 |
伊豆諸島の甲虫相解明のため,研究の遅れていたゾウムシ上科,ハネカクシ科,水生甲虫類を対象に調査を実施し,固有3新種を発見した.また,遺存固有と考えられていたクワガタムシ科2種,ゾウムシ科1種について分子系統解析を行い,前2者は極最近,周辺地域に分布する近縁種から分化した種であること,ゾウムシについては人為的移入の可能性が示唆された.島としての成立年代が新しい伊豆諸島は,生息する固有種も起源的に新しい可能性が高いことが明らかとなった.さらに,甲虫相から見た伊豆諸島のホットスポットとして御蔵島がその候補となり,北伊豆諸島の利島もこれまで考えられていた以上に重要な地域であることが示唆された.
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