研究課題/領域番号 |
24520382
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
藤田 緑 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (10219024)
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研究分担者 |
佐藤 研一 東北大学, 大学院国際文化研究科, 教授 (80170744)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アビシニア戦争 / エチオピア / アフリカ認識 / アビシニア / トポス / 近代英国外交 / 戦争 / 国際情報交換 / 国際情報交換 アメリカ合衆国 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、アフリカ・イメージの形成と変遷とを、「史実」の検証を含め、歴史書、地理書から、使節記、旅行記等の体験記、及び戯曲や小説等の文学作品、特に「大衆」に支持された作品の考察・分析を通して、複合的に究明しようと試みる。1868年アビシニア戦争を例に取り上げ、詳しく分析を施した結果、イギリスではアフリカという場がことさらアビシニアを「野蛮」な地に貶める装置として働くことが明らかになった。一方、日本におけるエチオピアのイメージは、使節団の訪問によって後進的なアフリカ・イメージが一掃され、ポジティブな像が結ばれた。
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