研究課題/領域番号 |
24520484
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
中野 陽子 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (20380298)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 文脈情報 / 関係節付加曖昧構文 / 統語処理 / 日本語 / 英語 / 文脈の影響 / 文処理 / 統語的あいまい性 / 関係節 / 心理言語学 / 先行文脈 / 国際情報交換 / トルコ |
研究成果の概要 |
本研究では「黄色い服を着た少女の母親」のように関係節の先行詞となる名詞句が複数あり統語的に解釈が曖昧な名詞句を含む文の処理において、その曖昧性の解消に先行する談話の文脈情報がどのように影響するかについて調べた。日本語のコーパスを用いた調査では先行研究で提案されているのとは異なる談話構造を持った先行文脈があることが分かった。質問紙と視線計測を用いた日本語と英語の研究では、統語処理の初期段階では文脈の影響は受けず、後期の段階で影響を受けることが分かった。上級レベルの日本人英語学習者については文処理の初期段階から文脈情報の影響を受けていることが分かった。上記の結果は国内外の学会等で発表した。
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