研究課題/領域番号 |
24530590
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
伊藤 公一 甲南大学, 経営学部, 教授 (30403306)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 監査品質 / 批判的態度 / 経営者に対する批判的態度 / 経営者に対する異議申し立て / 監査人の戦略的行動 / コミットメント / 信用財 |
研究成果の概要 |
IAASBによる監査品質フレームワークの規定内容を検討した。その結果、監査品質にとって中核となる要素は、監査人の経営者に対する批判的態度であると考えられた。そこで、経営者に対する監査人の批判的態度のより十分な発揮を通じて監査品質の向上に貢献しうる方策について検討した。その結果、監査の品質を高めるためには、i)公益への貢献を制約する文書に監査人が署名することにより監査人自身の誠実な業務遂行に対するコミットメントを強化すること、ii)経営者に対する異議申し立てと重要な是正内容を監査報告書において公表すること、iii)監査人の選任を監査役等に行わせること等の方策が有用であると考えられた。
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