研究課題/領域番号 |
24530610
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 長崎ウエスレヤン大学 |
研究代表者 |
亘 明志 長崎ウエスレヤン大学, 現代社会学部, 教授 (60158681)
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研究協力者 |
小林 久公 強制動員真相究明ネットワーク, 事務局長
守屋 敬彦 元佐世保工業高等専門学校, 教授
川瀬 俊治 強制動員真相究明ネットワーク, 会員
大山 智徳 九州大学大学院, 比較社会文化学府
鍋島 有希 九州大学大学院, 比較社会文化学府
雨宮 絵理 東京工業大学, 職員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 動員 / 統治性 / アジア太平洋戦争 / 植民地 / 総力戦 / ナショナリズム / 近代化 / 戦後補償 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本の近代化過程を、動員(労働動員および軍事動員)という観点から捉えた。そうすることにより、近代化の負の価値を含む側面(戦争や植民地など)と近代化によって獲得された望ましい価値(経済発展や民主主義、人権など)とを、一貫した論理のもとに把握することを目的としている。そのため、本研究課題では、第二次世界大戦(アジア太平洋戦争)中の、植民地朝鮮から日本への労働動員に焦点を当てた調査研究を行った。その結果、戦時植民地動員は、単なる暴力的支配とは異なる、統治合理性に支配されていると考えた方がよいという結論を得た。さらに、物的および思想的資源を含む資源動員論的分析の可能性についても探った。
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