研究課題/領域番号 |
24530801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
池内 裕美 関西大学, 社会学部, 教授 (50368198)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 逸脱的消費者行動 / ホーディング / 溜め込み / 強迫性購買 / アニミズム / 死蔵 / 擬人化 / 拡張自己 / ゴミ屋敷 / 喪失 / 国際間比較 / 強迫性障害 / マテリアリズム / 社会的孤立 / ホーディング(hoarding) / 強迫的溜め込み / 消費者問題 / 対物研究 |
研究成果の概要 |
本研究では、ホーディングを「何らかの主観的な意味を付与しているために、モノを溜め込み、処分できない性向」と定義した。そして、非臨床群を対象としたホーディング傾向尺度を作成し、その規定因やホーディングがもたらす諸問題の検討などを試みた。主な成果は、以下の通りである。1)6つの下位尺度(24項目)からなるホーディング傾向尺度が作成された。2)規定因の一つとしてアニミズムに注目したところ、アニミズム的思考はホーディング傾向を有意に高めることが見出された。3)ホーディング傾向、すなわちモノに対する特別な執着が物質多量を招き、それが精神的、経済的、社会的問題をもたらすことが示唆された。
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