研究課題/領域番号 |
24530906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
川端 康弘 北海道大学, 文学研究科, 教授 (30260392)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 高次視覚 / 色覚 / 色認知 / 個人差 / シーン再認 / 100色相テスト / 知覚学習 / 熟達 / 空間周波数 / fMRI / 2色型色覚 / デッサン熟達者 / ローパスフィルタ / ハイパスフィルタ / fMRI |
研究成果の概要 |
シーンの再認やジスト,物体やシーンの変化発見といった高次視覚で扱われる現象の認知モデルでは、伝統的に輝度情報の役割が強調され、色情報はあまり考慮されてこなかった。しかし最近、対象物の表面色やシーン全体の配色が、認知に影響を及ぼすことが示されている。この研究ではデッサン熟達者のシーン再認課題と一般の人による色識別の知覚学習課題を用いて,色が高次視覚の働きにどのように影響するかを検討した.またこの働きを媒介する神経基盤についても検討する。色識別や再認において見られる個人差は、高次視覚の可塑性の高さに起因するかもしれない。色と認知の関係性は、高次視覚のモデルの中でもう少し焦点をあてて扱うべきだろう。
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