研究課題/領域番号 |
24530919
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
|
研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
重野 純 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (20162589)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 声質の認知 / 発話スタイル / 音声マスキング / 母語 / 日本語 / 外国語 / 話者の音声の感情 / 言葉の意味の感情 / 声質の知覚と認知 / 感情音声 / 言語情報 / 文化間比較 / 日本語母語話者 / マルチモーダル / connotation / 話者の感情状態 / 中国語母語話者 |
研究成果の概要 |
声質及び発話スタイルに関する複数の実験を行った。主なものは、①日本語母語話者と中国語母語話者を被験者とし感情音声の認知を調べるためのマルチモーダルな認知実験、②中国語以外の4言語を用いた①と同様の実験、③ランダム・スプライシングや逆再生法などの音声マスキングによる認知実験、④声質の記憶に関する実験などである。 これらの実験結果から、日本語母語話者と中国語母語話者は、音声の感情認知において異なる傾向を示すことなどいくつかの新しい知見が得られた。さらに、日本語母語話者は言葉の感情と音声の感情を統合した結果に基づき知覚結果を調整するとの考えを提案した。
|