研究課題/領域番号 |
24530924
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
日野 泰志 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00386567)
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研究協力者 |
楠瀬 悠
井田 佳祐
吉原 将大
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 自動的音韻活性化 / 音韻-形態対応の一貫性 / 意味符号化経路 / 仮名表記語 / 漢字表記語 / 仮名語 / 漢字語 / 形態親近性評定値 / 意味符号化 / 直接経路 / 音韻媒介経路 / 音韻-形態対応の一貫性効果 / 形態隣接語 / 音韻隣接語 / 同音語プライミング効果 / 漢字熟語 |
研究成果の概要 |
本研究では,仮名・漢字語を読む際の処理差について検討した。仮名・漢字語を読む際には,いずれの場合も,音韻情報が自動的に活性化され,語の形態親近性が高い場合には形態情報から,直接,意味情報が活性化されるが,語の形態親近性が低い場合には,音韻情報を介して意味情報が活性化されることが明らかとなった。一方,音韻-形態対応の一貫性を測定したところ,漢字語は仮名語と比べて音韻-形態対応の一貫性が低く,さらに,この差は,語を読んだり,聞き取ったりする際の処理に効果を持つことが明らかとなった。このように,仮名・漢字語間の処理差を検討する場合,語の音韻-形態対応の性質の違いによる効果を考慮する必要があるだろう。
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