研究課題
基盤研究(C)
数論幾何学におけるモチーフと呼ばれる代数多様体のコホモロジーの研究を行い、一定の成果をあげた。より詳しく、虚数乗法をもつモチーフの周期、およびその拡大としてのレギュレーターを詳しく研究した。特にレギュレータの研究については、一般超幾何関数の特殊値を用いてそれらを記述することができた。これにより、L関数の特殊値に関するベイリンソン予想への応用を期待している。この研究は大坪紀之氏(千葉大学)との共同研究である。また、虚数乗法をもつモチーフの周期に関するグロスとドリーニュの予想についての一定の成果をあげることができた。これはFresan氏(チューリッヒ工科大学)との共同研究である。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち招待講演 9件)
Proceedings of the symposium
巻: TBA
Journal of Algebraic Geometry
巻: 22 号: 3 ページ: 481-547
10.1090/s1056-3911-2012-00591-8
Contemporary Mathmetics
巻: 571