研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では、対数アーベル多様体の幾何学、および、その応用として、対数ピカール多様体に関する研究を実施した。得られた成果は次のとおりである。弱対数アーベル多様体という概念を導入し、そのような多様体は有限表示であることを示し、またその多様体の完備モデルを構成した。対数ピカール多様体に応用し、ある退化ピカール多様体のコンパクト化が得られる。なお、対数アーベル多様体に関する研究は加藤和也氏、中山能力氏との共同研究である。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)
Nagoya Mathematical Journal
巻: 218
巻: 210 ページ: 59-81
10.1215/00277630-2077017