研究課題
基盤研究(C)
(1) 2 次元複素射影空間 P_2 の複素および実超曲面 S に対し,Fubini-Study 計量により決まる S までの距離関数 d の Levi form の表示を与えた.その応用として,関数 -(d の a 乗) が強多重劣調和になるための定数 a と,曲面 S の曲率との explicit な関係を求めた.特に,「a=1/2 ととれるか?」という予想に対しては (局所的な考察では) 示せないことが分かった.(2) n 次元複素 Euclid 空間 C_n の実超曲面までの距離関数の Levi form の新たな表示と証明を与えた.
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九州数学雑誌
巻: 66 号: 2 ページ: 375-381
10.2206/kyushujm.66.375
130002543081