研究課題/領域番号 |
24540356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
加藤 雅恒 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50211850)
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連携研究者 |
小池 洋二 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (70134038)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 水素化合物 / 超伝導 / ペロブスカイト構造 / 超伝導材料 / 水素 / 白金触媒 / 水素吸蔵 / 酸水素化合物 / 銅酸化物 / パラジウム |
研究成果の概要 |
ペロブスカイト型水素化合物では,水素の価数がマイナス1価と小さいために金属イオンの価数が大きくならない.そのため,水素の1s軌道のエネルギーバンドとの重なりが小さく共有結合性が弱い.これが電子格子相互作用を弱めていると考え,高温超伝導の発現には,水素の一部をマイナス2価の酸素に換えたペロブスカイト型酸水素化合物が望ましいことがわかった.また,白金を添加すると触媒効果により室温でも水素導入が可能になるという画期的な成果を得ることができた.このように、水素を含む化合物において,高温超伝導をはじめとする新機能・新物性の創出に向けた戦略指針を得るための基礎的な情報を収集することができた.
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