研究課題/領域番号 |
24540371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
北尾 真司 京都大学, 原子炉実験所, 准教授 (00314295)
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研究協力者 |
黒葛 真行 京都大学, 原子炉実験所, 非常勤研究員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 鉄系超伝導 / メスバウアー効果 / テルル / 磁気秩序 / 内部磁場 / 鉄系超伝導体 / メスバウアー分光 / 核共鳴散乱 |
研究成果の概要 |
本研究は鉄系超伝導体のうち最も単純な構造をもつ鉄テルルセレン系を対象として、鉄とテルルの双方のメスバウアー効果を測定することで、その複雑な磁気秩序の起源を解明し、超伝導機構の理解を目指すものである。本研究の主要な成果の一つは、鉄とテルルの双方のメスバウアー効果を測定することで、鉄が磁気秩序を持つ際に、鉄のみならずテルルにも内部磁場が生じていることを見出したことである。このことは、鉄とテルルの混成により鉄の電子状態がテルルの電子状態に影響を及ぼしていることを示す重要な結果である。
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