研究課題/領域番号 |
24540403
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉野 元 大阪大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (50335337)
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連携研究者 |
ZAMPONI Francesco ENS, Paris, Chargé de Recherche CNRS
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研究協力者 |
岡村 諭 大阪大学, 大学院理学研究科
中山 大樹 大阪大学, 大学院理学研究科
RAINONE Corrado Sapienza Universita di Roma, Department of Physics
URBANI Pierfrancesco CEA Saclay, France, IPhT
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アモルファス固体 / ガラス転移 / ジャミング転移 / 弾性 / 液体論 / レプリカ法 / レプリカ理論 / 液体密度汎関数理論 / 分子動力学シミュレーショ ン / 分子動力学シミュレーション |
研究成果の概要 |
ランダム系の統計力学で発展したレプリカ法と、液体の密度汎関数理論の融合したクローン液体論の方法により、アモルファス固体の力学特性に関する第一原理的な理論を構築した。まずケージ展開の方法で、3次元ソフトコアポテンシャル系の剛性率の解析を行い、シミュレーションと定量的に良く一致する結果を得た。また剛体球ポテンシャル系において、無限大次元で厳密な解析を行い、動的ガラス転移およびジャミング転移にともなう剛性率の臨界的振る舞いを明らかにした。またstate following の方法で、ガラス準安定状態の応力-ひずみ曲線を求める方法を開発し、剛性率のみならず降伏応力まで解析することに成功した。
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