研究課題/領域番号 |
24540501
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 熊本大学 (2014) 独立行政法人海洋研究開発機構 (2013) 群馬県立自然史博物館 (2012) |
研究代表者 |
田中 源吾 熊本大学, 沿岸域環境科学教育研究センター, 特別研究員 (50437191)
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研究分担者 |
前田 晴良 九州大学, 総合研究博物館, 教授 (10181588)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | カンブリア紀 / 眼の化石 / 光スイッチ説 / 例外的に保存の良い化石 / 節足動物 / 脊椎動物 / 軟体部保存 / 機能形態 / 光スイッチ / 国際情報交換 / 中国 / アメリカ / イギリス / 中枢神経系 / 例外的に保存のよい化石 / CTスキャン |
研究成果の概要 |
カンブリア紀の生物大進化が眼の誕生とそれによる生存競争の激化によって引き起こされたとする「光スイッチ説」を化石証拠から検証した.その結果,1対のダンベル形の複眼を頭部に有する外見上奇妙な節足動物から現生の鋏角類と相同な中枢神経系を発見した.つまり,カンブリア紀の節足動物は,現生の節足動物と同様に,性能の良い眼をもち,中枢神経系に支配された複雑な行動をとっていたことが推察された.本研究は「光スイッチ説」を支持する結果となった.
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