研究課題/領域番号 |
24550196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
柏田 歩 日本大学, 生産工学部, 准教授 (80350031)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 腫瘍細胞マーカー / TF二糖構造 / 糖鎖認識 / リポソーム / 膜融合 / 薬物送達系 / 二糖認識 / ボロン酸誘導体 / 薬物送達 / 糖鎖 |
研究成果の概要 |
腫瘍細胞マーカーとして知られているTF抗原二糖(Gal-beta-1,3-GalNAc)に高い選択性を有することが知られているボロキソール含有ペプチドを基本としたレセプター分子を新規合成した。そして,表層にレセプター分子を提示させた担体リポソームと,標的として種々の糖鎖配列を有する脂質を含むリポソームも調製し,担体リポソームとの融合挙動をFRETに基づくリポソーム間脂質混合実験や動的光散乱測定などから評価した。その結果,TF抗原二糖配列を標的に含むリポソームに対し,選択的な膜融合を示す結果を得られたことから,本課題で合成したレセプターが腫瘍細胞への薬物送達などに有望であることが考えられた。
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