研究課題
基盤研究(C)
PEEK樹脂軸受の焼付き挙動は摩擦面温度に非常に敏感である.摩擦面温度を低下させるために,低温エアジェットで冷却する方法,リング試験片側面に溝加工を施し放熱効果を高める方法の2つの方法で実験を行った。焼付きに遷移する実験条件下において,2つの方法は摩擦面温度低減効果に優れ,焼付きを回避することができた.エアジェット冷却法が温度低減効果に優れているが,摩擦係数が少し変動する傾向があった.このように,摩擦面温度を低減する方法によって,PEEK樹脂軸受の焼付きを防止できることが実証された.
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