研究課題
基盤研究(C)
同じ周波数の信号を受信しながら送信する無線通信局では,自分自身の送信信号が受信側に回り込むことで受信信号の品質が著しく劣化してしまう.このような,回り込み信号は自己干渉波と呼ばれ,その電力は一般に希望する受信信号に比べて非常に大きいため,その抑圧は非常に困難であった.本研究では,適応フィルタとアレーアンテナ,直交偏波アンテナを用いた自己干渉波キャンセラのウェイトをA/D変換器における量子化誤差を考慮して制御する手法を開発し,無線パケット衝突検出,同一周波数全二重双方向通信,同一周波数全二重中継などの実現につながる自己干渉波の抑圧法を確立した.
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (23件) (うち招待講演 4件)
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