研究課題/領域番号 |
24570031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
長谷川 雅美 東邦大学, 理学部, 教授 (40250162)
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研究分担者 |
森 哲 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (80271005)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 島嶼生態学 / 生物地理 / 適応進化 / 爬虫類 / 自然選択 / 分子系統地理学 / バイオインフォマティクス解析 / 島嶼 / 捕食者 / 系統地理 / 色彩パタン / 遺伝様式 / バイオインフォマティクス解析 |
研究成果の概要 |
本研究は、伊豆諸島、伊豆半島のシマヘビとオカダトカゲの系をモデルとして、捕食者―被食者関係の成立機序を分子系統地理学的手法を用いて推定し、捕食者と被食者の適応進化に関して、以下の研究成果を得た。 オカダトカゲは、日本本土の集団から約500万年前に分岐したが、現在の島々に拡散し、各島嶼集団が分化したのは新しく、約30万年前意向であると推定された。一方、シマヘビは、東日本の系統と西日本の系統からそれぞれ独立に、約30万年前に伊豆諸島に分布するようになったと推定された。シマヘビが捕食者として定着した島では、オカダトカゲの生活史、色彩に捕食回避に資する適応的な形質が発達したことが明らかになった。
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