研究課題/領域番号 |
24580128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
上田 賢志 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (00277401)
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研究分担者 |
高野 英晃 日本大学, 生物資源科学部, 助教 (50385994)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Streptomyces / humic acid / respiration / electron transfer / differentiation / secondary metabolism / humus |
研究成果の概要 |
放線菌による腐植酸の利用性に着目した探索を実施し、いくつかの自然界分離放線菌に、腐植質を強力に凝集させる活性が存在することを見いだした。いくつかの菌株には腐植酸を脱色する活性が認められた。S. coelicolorが示す腐植酸脱色活性を単離精製したところ、ジヒドロリポアミドデヒドロゲナーゼと予想される蛋白質が同定された。本酵素は、色素を還元脱色するジアホラーゼ活性を有していることから、細胞膜に局在し腐植質の特定の構造を還元することでエネルギーを生成する全く新しい代謝機能を有している可能性が想起される。同様のジアホラーゼ活性は多くの放線菌の細胞外画分に検出された。
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