研究課題
基盤研究(C)
甲殻類は見た目に緑青食から赤燈色まで様々な色を呈するが、これは外骨格中に含まれる色素タンパクであるクラスタシアニン(CRCN)によるものである。CRCNはアポタンパク質とアスタキサンチン(Asx)が結合した複合体としての色を本来呈するが、加熱などで変性するとタンパク質の変性によりAsxが放出され、赤色を呈する。エビ・カニがゆでると赤くなるのはこのためである。本研究では組換え発現系によってクルマエビCRCNアポタンパク質を調製し、Asxと再結合することによりその色彩多様性の解析を試みた。
すべて 2015 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (9件)
Fisheries Sci
巻: 印刷中 号: 3 ページ: 603-612
10.1007/s12562-014-0737-7