研究課題/領域番号 |
24580359
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
|
研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
千葉 克己 宮城大学, 食産業学部, 准教授 (00352518)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | 東日本大震災 / 津波 / 塩害 / 除塩 / 暗渠排水 / モニタリング / 塩害対策 / 地盤沈下 / 地下水の電気伝導度 / 農地復旧 / 地下水 / 塩分濃度 |
研究成果の概要 |
2011年に発生した東日本大震災による津波により,多くの海岸堤防が壊れ,沿岸部の農地の大部分に海水が浸水し,宮城県の水田は特に甚大な被害を受けた。宮城県では,約14,000haの農地が被災し,塩害対策が必要となった。また,沿岸部は,地盤沈下により海水を含む地下水の水位上昇による塩害が発生しやすい環境となった。津波被災農地の除塩には,暗渠排水が有効であると考えられた。このため,現地において除塩の効果を検証した。その結果,高い除塩効果があることを確認された。また,地下水位と塩分のモニタリングを行った結果,地下水による塩害を防止するためには,農地の嵩上げや地下水位を調整する必要があることがわかった。
|