研究課題/領域番号 |
24590202
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 東京薬科大学 (2013-2014) 名古屋市立大学 (2012) |
研究代表者 |
井上 勝央 東京薬科大学, 薬学部, 教授 (50315892)
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研究分担者 |
湯浅 博昭 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 教授 (20191471)
太田 欣哉 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 助教 (90448704)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 核酸塩基 / トランスポーター / 促進拡散 / 代謝酵素 / ENBT1 / ガンシクロビル / プリン核酸 / プリン塩基 / de novo |
研究成果の概要 |
核酸の主要な合成経路として、細胞外の核酸塩基やヌクレオシドを利用するsalvage経路が知られているが、核酸塩基の細胞内への供給に関与する輸送担体は不明である。本研究では、プリン核酸塩基を特異的に輸送する輸送担体としてENBT1を同定し、その輸送特性を明らかにした。ENBT1の発現は、核酸合成が盛んな肝臓で高いだけではなく、肺を含む多くの組織でも認められ、その輸送を介した細胞内へのプリン核酸塩基の蓄積は、その代謝酵素活性に依存することが示された。したがって、各組織への核酸塩基の分布は、各組織における細胞内の核酸塩基レベル、その代謝酵素及びENBT1の活性により、規定されていることが示唆された。
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