研究課題/領域番号 |
24590253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
海藤 俊行 鳥取大学, 医学部, 教授 (70268837)
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研究協力者 |
亀家 俊夫 鳥取大学, 技術部, 技術専門職員
森野 慎一 鳥取大学, 技術部, 技術専門職員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 皮膚 / 感覚 / 神経 / アトピー性皮膚炎 / チャネル分子 / 感覚受容器 / 接着分子 / 機械受容器 |
研究成果の概要 |
ラットの正常皮膚の柵状神経終末には複数の感覚性イオンチャネル分子Piezo2、 TRPV2、 ASIC2、 ASIC3が発現していた。柵状神経終末がポリモーダル受容器という発見は常識を覆すものであった。 免疫電顕ではPiezo2とASIC2が軸索の細胞膜に局在した。NCへアレスマウスにアトピー性皮膚炎を誘発すると柵状神経終末にTRPV4, TRPA1, ASIC2, ASIC3が認められ、アトピー性皮膚炎の過敏状態や掻痒に関与すると推測された。この遺伝的脱毛マウスの皮膚に残存する軟毛には柵状神経終末が存在した。この終末は感覚受容器としての役割は低いが炎症時に発現する潜在的感覚機能を有していた。
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