研究課題/領域番号 |
24590281
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
植田 高史 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90244540)
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研究分担者 |
鵜川 眞也 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20326135)
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連携研究者 |
島田 昌一 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20216063)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 刺激分泌関連 / イオンチャネル型オーファン受容体 / 酸感受性イオンチャネル / 下垂体後葉 / 傍分泌 / ノックアウトマウス / レポーターマウス / 下垂体機能 / 下垂体 / 副腎髄質 / ASIC family / TRPV family |
研究成果の概要 |
マウス下垂体において、前葉と中葉に酸感受性イオンチャネル(ASIC)1と4が、後葉に一過性受容体電位型チャネルバニロイド2 (TRPV2)チャネルが分布していた。プロトン(水素イオン)による刺激は、ASIC1はもちろんのこと、ASIC4をも活性化した。TRPV2のアゴニストprobenecidは、下垂体初代培養細胞において、全細胞の約12%で細胞内カルシウム濃度の上昇とともに、全体として細胞外へのATPの放出を引き起こした。ATPは後葉細胞から傍分泌され、周囲に存在するバゾプレッシンニューロンの働きを調節することが知られており、TRPV2がこの内分泌調節機構に関わっている可能性が示唆された。
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