研究課題/領域番号 |
24590325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
木村 純子 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (10186322)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 抗がん薬 / 芍薬甘草湯 / 神経痛 / T型Ca電流 / ホールセルクランプ法 / HEK293細胞 / パクリタキセル / 副作用 / T型カルシウムチャネル / Cav3.2 / HEK293細胞 / ホールセルクランプ / 濃度反応曲線 / Shakuyakukanzoto / IKur / Kv2.1 / Shakuyaku / Kanzo / H9c2 cells / glycirrhizin / whole cell clamp / 英国オックスフォード大学 |
研究成果の概要 |
抗癌薬パクリタキセルの副作用に末梢神経疼痛がある。芍薬甘草湯はパクリタキセルによるマウスの末梢神経痛を軽減させると報告された。一方、神経因性疼痛に電位依存性T型Caチャネル(Cav3.2)の関与が報告された。そこで、芍薬甘草湯がT型Ca電流を抑制するかをヒトT型Caチャネルを発現させたHEK293細胞を用い、ホールセルクランプ法で調べた。すると、芍薬甘草湯はhCav3.2 T型カルシウム電流を濃度依存性に抑制した。IC50値は1.3 mg/ml、Hill 係数は1.1であった。パクリタキセルによる末梢神経疼痛を芍薬甘草湯が軽減させる機序に、T型Ca電流抑制作用が関与する可能性が示唆された。
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