研究課題/領域番号 |
24590493
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
|
研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
辻内 俊文 近畿大学, 理工学部, 教授 (10254492)
|
研究分担者 |
朴木 寛弥 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (40336863)
|
連携研究者 |
福嶋 伸之 近畿大学, 理工学部, 准教授 (10254161)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | LPA受容体 / がん浸潤 / がん転移 / 抗がん剤耐性 / 血管新生 / リゾフォスファチジン酸 / 転移 / 抗がん剤抵抗性 / LPA / 細胞運動能 / 浸潤・転移 / がん培養細胞 |
研究成果の概要 |
リゾフォスファチジン酸(LPA)は生理活性物質のひとつで、7回膜貫通型Gタンパク共役受容体であるLPA受容体(LPA1-LPA6)に結合することで様々な細胞応答を制御する。本研究は、がんの浸潤・転移、造腫瘍性、血管新生、抗がん剤耐性などがんの増悪化に6種類のLPA受容体がどのような役割を演じるかを検索した。その結果、LPA受容体はがん細胞の種類によって発現レベルが異なることと、がん細胞特異的にがんの増悪化を促進または抑制することが明らかとなった。本研究成果より、LPA受容体を介するLPAシグナル伝達経路が新規分子標的療法の標的候補分子となりうる可能性が示唆された。
|