研究課題
基盤研究(C)
低分子量Gタンパク質Racは、B細胞の抗原受容体の下流で機能するシグナル伝達因子であることが知られている。本研究では、免疫細胞特異的に発現するRac活性化因子DOCK2が、B細胞受容体の下流におけるRac活性化に不可欠であり、DOCK2を欠損したB細胞は、免疫シナプスを正常に形成することができず、抗原刺激に応答した増殖能が低下していることを明らかにした。また、DOCK2欠損マウスは、抗原に応答した抗体産生能が障害されており、DOCK2を介したRac活性化が、液性免疫応答に重要な役割を担っていることが示された。
すべて 2016 2015 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 12件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件)
Nature Communications
巻: 6 号: 1 ページ: 8982-8982
10.1038/ncomms9982
J Immunol.
巻: 193 号: 11 ページ: 5660-5667
10.4049/jimmunol.1400885
Sci. Signal.
巻: Vol. 7, Issue 336 号: 336
10.1126/scisignal.2005199
J. Exp. Med.
巻: (In press) 号: 7 ページ: 1407-1419
10.1084/jem.20131926
Blood
巻: 122 号: 3 ページ: 386-393
10.1182/blood-2012-12-475897
Dev Cell
巻: 26 号: 3 ページ: 292-302
10.1016/j.devcel.2013.06.008
Exp. Cell. Res.
巻: 319 号: 15 ページ: 2343-2349
10.1016/j.yexcr.2013.07.024
J. Biol. Chem.
巻: 288 号: 12 ページ: 8092-8100
10.1074/jbc.m112.410423
Scientific Reports
巻: 2 号: 1 ページ: 1-5
10.1038/srep00691
PLoS ONE
巻: 7 号: 9 ページ: e46277-e46277
10.1371/journal.pone.0046277
巻: (In press) 号: 19 ページ: 4451-4461
10.1182/blood-2012-01-407098
Chem. Biol
巻: 19 号: 4 ページ: 488-497
10.1016/j.chembiol.2012.03.008