研究課題/領域番号 |
24590701
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
小林 大介 札幌医科大学, 医学部, 講師 (50295359)
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研究分担者 |
渡邉 直樹 札幌医科大学, 名誉教授 (10158644)
田中 真樹 札幌医科大学, 医学部, 助教 (40207139)
栗林 景晶 札幌医科大学, 医学部, 講師 (50381257)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 新規治療標的 / 肺癌 / 抗癌剤耐性 / 再発 / 予測マーカー / 幹細胞複製分子 / 治療標的 / 耐性予測 / 治療耐性因子 / 幹細胞 / 複製分子 |
研究成果の概要 |
本研究では、肺癌の新規治療標的の同定を目指した。特に早期からの発現上昇に加え、その発現抑制により癌細胞の増殖停止を可能とするSALL4に着目し研究行った。肺癌細胞でSALL4の発現を適度に抑制したところ、極めて低濃度から抗癌剤感受性が増強した。さらに、術後化学療法を受けた肺癌症例で、治療前の癌組織におけるSALL4 mRNA発現量は、後に再発した群で高く、高値例は陰性例に比べ、再発までの平均日数が短かった。以上より、SALL4は肺癌の抗癌剤耐性を誘導しており、新規治療標的分子となり得ることが示唆された。
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