研究課題/領域番号 |
24590983
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
中尾 一彦 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00264218)
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研究分担者 |
宮明 寿光 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (20437891)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 肝癌細胞 / インスリン / 分岐鎖アミノ酸 / VEGF / 上皮間葉移行 / 微小環境変化 / microRNA-122 |
研究成果の概要 |
肝癌細胞を高インスリン条件下で培養すると、Eカドヘリンの発現が低下し、PI3K-Akt-mTOR経路の活性化、HIF-1α活性化を介し、血管内皮増殖因子(VEGF)産生が亢進することが確認された。インスリンによるVEGF誘導は、低分岐鎖アミノ酸培養条件下で促進され、分岐鎖アミノ酸の補充により抑制されることが明らかとなった。その機序として、低分岐鎖アミノ酸培養条件下ではVEGF mRNAの安定性が増し半減期が延長し、分岐鎖アミノ酸の補充はVEGF mRNAの安定性を減弱させ、半減期を短縮させることが解った。インスリンと分岐鎖アミノ酸はVEGF産生に対して相反する作用を持つことが明らかとなった。
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