研究課題
基盤研究(C)
脳室内出血(IVH)がある早産児の白質の評価を拡散強調画像(DTI)によって評価した。在胎30週未満の早産児の修正満期のDTIからトラクトグラフィーによる白質路の描出を行った。それぞれの白質路について見かけの拡散係数(ADC)、拡散異方性(FA)を算出した。上小脳脚のおいて軽微なIVHのある例では、ない例に比較して有意に低いFAを示した。特に在胎週数がより早期な群(在胎26週未満)においては、軽微なIVHのある例では、ない例に比較してより影響が強いことがわかった。以上のことから、軽微なIVHは、特により在胎週数の若い早産児において影響を与えると考えられた。
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Neuroradiology
巻: 57 号: 5 ページ: 507-514
10.1007/s00234-015-1487-7