研究課題/領域番号 |
24591732
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
水野 雅文 東邦大学, 医学部, 教授 (80245589)
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研究分担者 |
辻野 尚久 東邦大学, 医学部, 講師 (00459778)
根本 隆洋 東邦大学, 医学部, 准教授 (20296693)
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研究協力者 |
井上 直美
萬屋 優子
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 精神病発症危険状態 / 精神病発症超ハイリスク / 移行例・非移行例 / 統合失調症 / 早期介入 / 精神病 / ARMS |
研究成果の概要 |
精神病発症危険状態にある若年層患者の臨床・社会的転帰を明らかにし、精神病顕在発症への移行例と非移行例との判別に有用な特徴を早期段階において見出すことを目的とした。精神病発症超ハイリスクと診断された22名の患者に対し、症状および心理社会面に関する検査をベースラインと1年後時点に施行し、転帰を観察した。1年後に追跡可能であったのは15名、精神病への移行例は6名、非移行例は9名であった。非移行例の方が移行例よりも、ベースラインの社会機能が低い傾向にあった。精神病発症に対する予防的介入のみならず、社会機能の向上に焦点を当てた介入の必要性が示唆された。転帰に関しては、より長期的な追跡研究が必要である。
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