研究課題
基盤研究(C)
新規に開発した疎水性近赤外蛍光プローブICG-C18を用いたリポソームシステムが、薬物送達システムとして消化器癌治療に応用可能かどうかに関する基礎的な検討を行った。マウスの腫瘍モデルを用いた検討で、200nmの平均粒径に整形した蛍光化リポソームは、EPR効果により腫瘍に集積し、近赤外光の照射により腫瘍の発育抑制を認めた。シスプラチンを内包化したリポソームを同様のモデルで検証したところ、発育抑制効果の増強を認めた。ジニトロフェノールを内包化した蛍光リポソームを作製し、in vitroで近赤外光照射による内包内容の放出効率を評価したところ、1.5~4%程度であることが明らかとなった。
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