研究課題
基盤研究(C)
合成レチノイドのTAC-101の作用機序解明のために、臨床使用されているATRA、Am80との比較検討を行った。これらの薬剤投与による大腸癌細胞での核内レセプターを含めた分化誘導関連遺伝子等の変化をマイクロアレイ法で解析した。マイクロアレイ解析で抽出された遺伝子においてGO解析とパスウエイ解析を行った。TAC-101により変化した遺伝子で、ラット大腸癌肝転移モデルにおける肝転移巣と正常肝組織の免疫染色を行い、TAC-101による肝転移抑制効果に関与する物質を検討した。また、ラット大腸発癌モデルにおける正常粘膜と腫瘍組織を免疫染色し、TAC-101による大腸発癌抑制効果に関与する物質を検討した。
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