研究課題/領域番号 |
24592090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
新谷 康 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (90572983)
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研究分担者 |
奥村 明之進 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (40252647)
南 正人 大阪大学, 医学部附属病院, 准教授 (10240847)
澤端 章好 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (50403184)
井上 匡美 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (10379232)
中桐 伴行 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (70528710)
川村 知裕 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30528675)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 肺癌 / 癌周囲微小環境 / 癌幹細胞 / 治療抵抗性 / 上皮間葉移行 / 癌微小環境 / 肺癌治療 / 微小環境 / 癌関連線維芽細胞 |
研究成果の概要 |
癌を取り巻く間質や細胞は、腫瘍の微小環境に寄与し、腫瘍の進展に深く影響している。我々は、癌細胞とその微小環境との関わりを標的とした癌治療の開発を目的とした研究を進めてきた。上皮細胞が極性を失って運動性が亢進し間葉系の形質を獲得する上皮間葉転換EMTに注目し、肺癌細胞は、腫瘍間質や成長因子によってEMTが誘導され、浸潤・転移能を獲得し、さらに抗癌剤や分子標的薬への耐性を獲得することを発見した。中でも、TGF-betaおよびIL-6のシグナル系が癌間質におけるEMTに重要な役割を担っていることを明らかにし、肺癌に対する新たな分子標的に成りえることを示した。
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