研究課題
基盤研究(C)
もやもや病患者(MMD)の髄液に対しプロテオミクス解析を行いバイオマーカー候補を発見した。このペプチドはMMDとりわけ小児群において高値を示し、術後の血管新生や血管の狭窄性変化との高い相関関係があった。次にこのペプチドの物質同定を行った。PENK 143-183(uniprotkb: P01210 143-183)であった。Sandwhich ELISAにより、MMD群とcontrol群における髄液中の濃度を測定した。PENK 143-183がMMDの髄液中において有意に上昇しておりMMD診断に有効なバイオマーカーとなり得た。今後さらにPENK 143-183の生理活性を明らかにしたい。
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J Stroke Cerebrovasc
巻: 24 ページ: 104-111
Journal of stroke and cerebrovascular diseases
巻: in press