研究課題/領域番号 |
24592151
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
杉山 慎一郎 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (30623152)
|
研究分担者 |
遠藤 俊毅 東北大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00535370)
船本 健一 東北大学, 流体科学研究所, 助教 (70451630)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ドラッグ・デリバリー / コンピュータ・シミュレーション / 脊髄血液関門 / CED法 |
研究成果の概要 |
脊髄の病気(たとえば、脊髄損傷)は、現代の医療においても治療が難しい。その理由の一つとして、脊髄には血液-脳脊髄関門があり、十分な量の薬を投与することが難しいことが挙げられる。この研究では、convection-enhanced delivery(CED)法という新しい薬剤投与方法を脊髄に応用することで、脊髄に十分な薬を投与することに成功した。また、コンピュータ・シミュレーションを使って、投与した薬がどのように脊髄に分布するかを予測する方法を開発した。最後に、東北大学病院倫理委員会の承認の下、ほかに治療方法のない末期の脊髄腫瘍の患者さんに、CED法を用いて薬を投与し、驚くべき治療効果を得た。
|