研究課題/領域番号 |
24592365
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
多田羅 恒雄 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (30207039)
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連携研究者 |
植木 隆介 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (10340986)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 代用血漿製剤 / グリコカリックス / 血漿増量効果 / 手術 / ヒドロキシエチルデンプン / ゲル / ゲル構造 |
研究成果の概要 |
ヒドロキシエチルスターチ(HES)製剤は、周術期における血漿増量目的で頻用されている代用血漿製剤である。本研究では、HES製剤が毛細血管の透過性を制御するバリアである血管内皮グリコカリックス構造におよぼす影響をポリアクリルアミドゲルを用いて検討した。さらに、その作用と手術中におけるHES製剤の血漿増量効果との関連を調べた。その結果、HES製剤はポリアクリルアミドゲルの透過性を低下させた。一方、手術中におけるHES製剤の血漿増量効果は一定ではなかった。この結果は、HES製剤がグリコカリックス構造を変化させる結果、毛細血管の水透過性に影響を与えていることを示唆している。
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