研究課題/領域番号 |
24592383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
伊藤 秀明 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (00345620)
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研究分担者 |
多賀 峰克 福井大学, 医学部附属病院, 助教 (00529349)
横山 修 福井大学, 医学部, 教授 (90242552)
土山 克樹 福井大学, 医学部附属病院, 助教 (90464073)
稲村 聡 福井大学, 医学部付属病院, 医員 (50572434)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 腫瘍学 |
研究成果の概要 |
mTOR抑制剤であるテムシロリムスにより前立腺癌細胞にオートファジーが誘導され、細胞増殖が抑制された。ドセタキセルは低用量でオートファジーを、高用量ではアポトーシスを誘導した。低用量のドセタキセルをテムシロリムスと併用すると細胞増殖の抑制効果が増強し、オートファジー誘導は減弱、アポトーシスが誘導された。 これらからmTOR阻害剤の前立腺癌に対する抗腫瘍効果は、タキサン系抗癌剤との併用によりが増強し、その機序としてオートファジー誘導の減弱とアポトーシス誘導の関与が示唆された。臨床への応用として投与抗癌剤を低用量化することにより抗癌剤有害事象を軽減できる可能性が期待された。
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